2019年1月28日
鉄道員(ぽっぽや)

yamamoto

(C)1999「鉄道員(ぽっぽや)」製作委員会
デジタルプレミアムコース:日本映画専門チャンネル(125ch)

(番組概要)

浅田次郎の直木賞受賞の同名短編を、想像力豊かに映画化した人間ドラマ。高倉健・降旗康男監督・木村大作キャメラマンの黄金トリオが集い、誇り高き鉄道員の姿を幻想的に映す名篇。北海道のローカル線の終着駅の駅長を務める乙松(高倉)は、仕事熱心なあまり、漸く授かった一人娘の死や、公私に支えてくれた妻・静枝(大竹)の最期にも立ち会えなかったが、廃線とともに定年を間近に控えた冬の日、元同僚の訪問を機に鉄道員人生を振り返る。

(山本淑子の今日のイチバン↓)

やっぱり健さんはかっこいい。雪のホームにただ立っているだけでも様になる。廃線間近の小さな駅。こんな素敵な駅長さんがいたら、それだけで観光客が押し寄せそう。また駅長の制服が似合うんだな、これが。もちろん高倉健仕様に作ったんだろうけど、どこを切り取っても絵になるのが、スターなんだと思い知りました。同名の小説が原作。一人の鉄道マンの生涯を追うドラマなんだけど、ちょっと不思議な話になっていく展開が面白い。んー、でもやや暗い。やはり降籏作品は真面目なので、どうしても暗い。別の言い方をすれば、重厚。しかし、ホント、健さんは影のある役がハマっている。不幸が似合うというか、人生の不幸な部分を体現しているというか。一方で、そこに一筋の救いの光をあてて、より悲しみを引き立てる仕掛けが、降籏監督のうまさなんだなあ。過去と現在を色分けしてるので、わかりやすくて親切。蒸気機関車が思いっきり走るので鉄道ファンには嬉しいと思います。

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